PDF ビューアーでは分からない理由
どのビューアーで PDF を開いても、画面上の色はすべて RGB です——ファイルが CMYK で宣言している色も、Pantone の特色も含めて。これは表示上の都合ではなく、解析の段階で起きています。pdf.js はページを評価する際に setFillCMYKColor を setFillRGBColor に書き換えます。描画される頃には、元のカラーモデルは失われています。
そこで本ツールはレンダリング結果を見ません。生のコンテンツストリームを解析し、作成側が実際に書いた演算子——g・rg・k・cs・scn——を読み取り、名前付きスペースを /Resources /ColorSpace で解決し、各画像 XObject 自身の /ColorSpace と /BitsPerComponent を読みます。
文字・ベクター・画像を分けて
「4 ページに RGB がある」では役に立ちません。「4 ページのロゴ画像が RGB で、そのページの文字はすべて CMYK」であれば手を打てます。オブジェクトは種類とカラーモデルの両方で分類されるため、問題が配置写真なのか、取り残された図形なのか、本文なのかがすぐ分かります。
CMYK 文書の中の RGB JPEG はプリフライトで最も多い不備であり、専用の警告が出ます。
クリックできる色見本
見つかった色はそれぞれ実際の数値付きで表示されます——C 90 M 20 Y 0 K 5、R 217 G 38 B 51、K 35——モデル別にまとめ、使用回数も数えます。クリックすると、その色で塗られたオブジェクトがプレビュー上でハイライトされます。
グレースケール判定
CMYK を宣言していることと、実際に CMYK であることは別です。黒だけで、あるいは C・M・Y・K を等量で組んだページは 1 版で刷れます——価格に直結する差です。レンダリングによる判定は 1 ページにつき 1 回のラスタライズを要するため、必要なときだけ別途実行します。
限界
数えているのは描画操作であり、視覚的な要素ではありません。ロゴ 1 点が 300 個の塗りであることもあります。文字のハイライト枠は近似です。正確に配置するには各フォントのグリフ幅が必要になるためです。
プライバシー
すべてブラウザ内で処理されます。ファイルがアップロードされることはありません。
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