この検査が答える問い
「なぜ印刷所ではこの PDF が違って見えるのか」 ほとんどの場合、フォントが埋め込まれていないからです。その書体を持たないビューアは別の書体で代替し、計量値が変わって組版がずれます。どのフォントが危ういかを本ツールが正確に示します。
「なぜコピーした文字が化けるのか」 /ToUnicode を持たない Type0 フォントには、グリフ番号が何を意味するかを伝える手段がありません。表示は正しいのに、コピーすると意味不明の文字列になります。
「なぜ PDF/A が差し戻されたのか」 PDF/A は すべての フォントの埋め込みを要求します。通常の PDF なら名前だけで参照してよい Helvetica や Times も例外ではありません。ファイルが XMP で PDF/A を宣言している場合、未埋め込みの基本 14 フォントは注意ではなくエラーとして報告されます。
フォントごとに分かること
6 文字のサブセットタグを分離した基本名、サブタイプ、埋め込みキー(Type 1 は /FontFile、TrueType は /FontFile2、CFF と OpenType は /FontFile3 とそのサブタイプ)、フォントプログラムの展開後サイズと格納サイズ、エンコーディングと /Differences が再定義したコード数、/ToUnicode の有無、文字範囲と幅の個数、そして記述子から読み取ったフラグビット、イタリック角、ウェイト、StemV、アセント、ディセント、キャップハイト、MissingWidth。
CID フォントでは子孫フォント、CIDSystemInfo の registry–ordering–supplement、/CIDToGIDMap も表示されます。
どのページがどのフォントを使うか
これはリソース辞書ではなく、各ページのコンテンツストリーム中の Tf 演算子から読み取っています。作成ソフトはどのページも選択しないフォントを /Resources に残しがちで、それらは「未使用」として別に並びます。フォーム XObject の中だけで使われるフォントも検出します。
サンプル行について
サンプルは文書自身から取り出した実際の文字列で、本サイトの書体で表示しています。埋め込みフォントプログラムでは描画していません。サブセット書体は作り直された文字マップを持つため、任意の文字を描かせると誤ったグリフになるからです。Identity エンコーディングの CID フォントでは、バイト列は文字ではなくグリフ番号なので、サンプルは提示しません。
プライバシー
ファイルはブラウザ内で解析され、アップロードされません。
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