点群を理解しているビューア
多くのオンライン3Dビューアは、確かにLASファイルを開けます。ただし描画されるのは一様な灰色のもやです。それは点群を見ていることにはならず、ファイルが存在すると確認しているだけです。点群を読み解けるようにする要素はいずれも点群固有のものであり、このビューアはそれらを中心に設計されています。
本当に見たいものに合わせて色を付ける
- RGB — ファイルが保持している場合の、ジオメトリと同時に取得された色。フォトグラメトリの成果物にはたいてい含まれ、純粋なLiDARにはたいてい含まれません。
- 輝度 — 反射して戻ったレーザーパルスの強さをグレースケールに割り当てます。濡れたアスファルトと乾いたアスファルト、金属屋根と瓦屋根など、RGBでは分からない材質の違いが浮かび上がります。
- 分類 — 点ごとに格納されたASPRSクラスコード。地表、低・中・高の植生、建物、水面、鉄道軌道、路面、架空線、送電鉄塔、橋梁床版がそれぞれ固有の色で表示され、点数付きの凡例が付きます。測量データを一目で読めるようにするのがこのモードです。
- 標高 — Z値を知覚的なグラデーションに割り当てます。地形データの既定の選択であり、垂直基準がおかしいデータを見つける最速の方法でもあります。
モードの切り替えはカラーバッファをその場で書き換えるだけなので、読み込み直しも待ち時間もありません。
点群に合った点サイズ
屋内の高密度スキャンと郡全域の航空測量では、適切な点サイズが3桁も違います。誤った既定値を押し付ける代わりに、このビューアは点群自身のバウンディングボックスから初期サイズを求め、その周辺を微調整できるスライダーを用意しています。小さすぎると面が透けて見え、大きすぎると細部が潰れます。
大きなファイル
6,000万点の測量データはブラウザのメモリに収まらず、無理に開こうとすればタブが落ちるだけです。このビューアは、選択した上限(50万点から1,200万点まで)の範囲で代表的なサブセットを読み込み、実ファイルに何点含まれているかを率直に表示します。LAZファイルはlaz-perfによってその場で展開されます。
LASヘッダー
LASファイルには実用的なヘッダーが含まれていますが、それを読むには通常GISソフトを開く必要があります。このビューアはその内容をすべて表示します。バージョン、ポイントデータレコード形式、正確な点数、スケール係数とオフセット、ファイル自身の座標系でのバウンディングボックス、生成ソフトウェア、作成日です。
このバウンディングボックスが重要です。LASの座標は通常、数十万メートル規模の値を持つ投影座標参照系(CRS)で格納されています。ビューアは原点付近で描画できるよう点群を再センタリングしますが、ヘッダーパネルは本来の座標を表示し続けます。測量データが本来あるべき位置に収まっているかを確認できます。
対応形式
- LAS — ASPRSのLiDAR標準、バージョン1.0〜1.4
- LAZ — 圧縮されたLAS、ブラウザ内で展開
- PLY — スキャナーやフォトグラメトリ由来の点群、色付きにも対応
- XYZ — プレーンテキストの座標、RGBは任意
- PCD — Point Cloud Libraryの形式、ASCIIとバイナリの両方
プライバシー
測量データは商業上・法律上センシティブなことが少なくありません。ここでは何もアップロードされず、ファイルの解析も描画もすべてご自身の端末で行われます。
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