.wasmファイルは単なるコンパイル済みコードではなく、固定されたセクション群を持つ構造化バイナリ形式です。型、インポート、関数、テーブル、メモリ、グローバル、エクスポート、そしてツールチェーンが埋め込んだカスタムセクションが、それぞれ独自のバイト範囲を持っています。WASMバイナリエクスプローラーはこの構造を直接解析し、ブラウザ内だけでセクションごとに閲覧できるようにします。
.wasmファイルをドロップすると、他のWebAssemblyツール群と同じバイト単位で正確なパーサー(wasm-objdumpと照合済み)がすべてのセクションを走査し、結果を次のタブにまとめます。
- セクション — 上位のもくじ: どのセクションが存在し、どこから始まり、どれくらいの大きさか。
- 関数 — 各関数のインデックス、解決されたパラメータ/戻り値のシグネチャ、コードセクション内でのコンパイル済み本体の正確なオフセットとサイズ。デバッグ名は、存在する場合はモジュールの"name"セクションから解決されます。
- インポートとエクスポート — モジュールがホストに何を求め、何を提供するか。種類ごとの詳細(関数のシグネチャ、メモリのページ上限、グローバルの型と可変性)。
- メモリ、テーブル、グローバル — それらの上限、要素の型、可変性フラグ。
- カスタムセクション — 各カスタムセクションのバイト範囲とサイズ。
name、producers、DWARFの.debug_*など既知のものには平易な注記を付けます。DWARFデバッグ情報のようなカスタムセクションの中身はデコードしません — このツールは存在とサイズを伝えるだけで、中身までは扱いません。
任意の項目を選択すると、キーと値のペアとして完全な詳細が表示され、そのバイト範囲周辺の小さな16進ダンプウィンドウも確認できます。何がどこに保存されているかを正確に把握できます。
これはデコンパイラではなく構造解析ツールです。WASMモジュールが何でできていて、各部品がファイル内のどこにあるかを教えてくれます。見知らぬバイナリを監査したり、2つのビルドを比較したり、WebAssembly形式のレイアウトを学んだりするのに最適です。
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