プロッターファイルが実際に何を描くのか確認する
HPGLおよびHPGL-2ファイルは、ペンプロッターやカッティングマシン向けのプレーンテキスト命令です。PU、PD、PAといった2文字コマンドの連続で、目視で読み解くのは困難です。このツールはファイルを解析し、SVGとしてブラウザ上にそのまま描画するので、機械に送る前にジョブを確認できます。
解析対象のコマンド
PU/PD— ペンアップでの移動とペンダウンでの描画。絶対座標(PA)と相対座標(PR)の両方に対応。SP— ペン選択。プレビューではペン番号ごとに固有の色が割り当てられるため、複数ペン・複数ツールのジョブも一目で把握できます。CI— 円、AA/AR— 絶対中心・相対中心の円弧。いずれも滑らかな曲線に変換されます。- その他のコマンドもカウントされ、このツールが描画しないものであれば一覧表示されるので、何が描画され何が描画されていないかが常に明確です。
単位について
HPGLのプロッター単位は常に1/40mm(=1/1016インチ)で固定されています。ファイルによって変わることはないため、プレビューのミリメートル表示や総描画長は推定値ではなく正確な値です。
表示される内容
- 各ペンの線をそれぞれの色で示した縮尺プレビュー。
- 使用ペン数、ペンダウン区間の数、円弧・円の数、総描画長、図全体のサイズ(ミリメートル)。
- このビューアーが描画しないコマンドが含まれている場合の明確な警告表示。気づかないまま不完全な図を見てしまうことを防ぎます。
主な用途
CAD/CAMソフトや看板カット用ソフトから書き出したファイルを、プロッターやカッターに送る前に確認する。元のハードウェアではもう開けない古い.pltアーカイブを調べる。2つの書き出しファイルを比較してペン割り当ての変更を確認する、といった用途に。ファイルはブラウザ内で完結して解析・描画され、外部には一切送信されません。
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