プレビューはどこにあるのか
プリンターがファイル名の横にモデルの小さな画像を表示するとき、その画像は .gcode ファイルそのものの中に、base64 のコメント行の並びとして書かれています。
; thumbnail begin 220x124 12345
; iVBORw0KGgoAAAANSUhEUg…
; thumbnail end
このツールはそのブロックを見つけてデコードし、見つかったものをすべて表示し、1 枚ずつ、あるいはまとめて ZIP で保存できるようにします。
表示される情報
ブロックごとに、ヘッダーが宣言した種類、ファイル自身のマジックバイトから判定した形式、ピクセルサイズ、base64 の文字数とスライサーが宣言した数値、デコード後のバイト数、そして元の行番号が並びます。この文字数と宣言値の対比が肝心です。; thumbnail begin ヘッダーの数値は base64 の文字数 であって、デコード後のサイズではありません。ここを取り違えるために、まったく正常なファイルでサイズ不一致を報告してしまう抽出ツールがあります。本ツールはそうしません。
形式
PNG と JPEG のブロックは、スライサーが書いたままのバイト列で返します。QOI は、プリンターのマイコン上で高速にデコードできることから新しめの PrusaSlicer や RepRapFirmware が採用しているコンパクトな形式ですが、ブラウザーが表示できないため、ここでデコードして PNG に再エンコードします。
対応しているもの
PrusaSlicer、SuperSlicer、OrcaSlicer、Bambu Studio のブロック(_QOI、_JPG、_PNG の各種を含む)と、QOI ブロックを開いて素の ; thumbnail end で閉じる Duet のファイル。
Ultimaker Cura は、後処理スクリプト「Create Thumbnail」を使った場合のみ対応します。Cura 本来のプレビューは .ufp パッケージ(画像を別パーツとして持つ ZIP)の中にあり、.gcode にはありません。
対応していないもの
PrusaSlicer のバイナリ .bgcode コンテナは、いい加減に解釈せず名前を挙げて知らせます。プレビューを読むには通常の ASCII G-code で書き出してください。一部の FlashForge・Weedo 機が先頭に付ける独自のバイナリ BMP ヘッダーも読みません。
すべてブラウザー内で動作します。ファイルも画像も手元を離れません。
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