.docx の中身
Word ファイルは XML パートの ZIP です。本文は word/document.xml、スタイルは word/styles.xml、箇条書きの定義は word/numbering.xml、画像はすべて word/media/ にあります。document.xml の中でほかのパートを直接名指しする箇所はありません。書かれているのはリレーションシップ ID で、word/_rels/document.xml.rels がその ID をパスに対応づけます。r:embed="rId7" を手作業でたどるのが DOCX を読むときいちばん面倒な部分なので、ここでは解決済みのターゲットをボタンにし、開いたパートの側には、そこを指している ID を一覧表示します。
注釈付きのスタイル表
Word が作った文書の styles.xml には百を優に超えるスタイルが入っていますが、実際に使われているのはせいぜい八つ程度です。知りたいのは「どれか」です。各スタイルには ID、表示名、種類、継承元に加えて、本文中の w:pStyle・w:rStyle・w:tblStyle 参照から数えた使用回数が付きます。「使用中」「未使用」「カスタム」で絞り込めば、その文書の書式の実態がすぐに見えます。
指摘される内容
word/vbaProject.bin— この文書はマクロプロジェクトを含みます。- 外部リレーションシップ。ファイルの外のアドレスを指しています。
- 変更履歴:
w:insとw:delの数。「最終版」がまだ改訂履歴を抱えていないかを最も早く確認できます。 - コメント、脚注、文末脚注。
- フィールド。Word の書き方は二通りあります。単純フィールドの命令は属性に入りますが、複雑フィールドの命令はフィールド文字に挟まれた複数の
w:instrTextに分かれ、Word はINCLUDEPICTUREを三つに分割することさえあります。両方の形式を読み取って種類別に数え、INCLUDEPICTURE・INCLUDETEXT・LINK・DDE・DDEAUTO・IMPORTで始まる命令は外部から内容を取り込むため、別途表示します。 word/webSettings.xmlのw:div要素。HTML 経由の往復変換の名残です。
こんな場面にも
40 MB もある文書の原因を突き止める(たいてい未圧縮の写真一枚です)、配布前にテンプレートを点検する、黒塗りが本当に削除になっているか確かめる、実ファイルを見ながら OOXML の構造を学ぶ。
プライバシー
すべてブラウザー内で動作し、文書がアップロードされることはありません。
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