二つの問い、二つの判定
「これはサポートが要るのか」は実は別々の二つの問いで、本ツールはその両方に答えます。片方は通っても、もう片方で落ちるモデルは珍しくありません。
面の角度による判定は、スライサーが行っているものと同じです。メッシュの三角形一つひとつをビルドプレートに対して測ります。0° は真下を向いた水平面、90° は垂直な壁です。設定したサポートしきい値より寝ている面はすべて集計され、三角形の枚数ではなく面積で重み付けし、角度帯ごとに分けて表示します。高速で、スライサーのプロファイルの数値とも一致しますが、文脈は見えません。下のレイヤーに載っている緩い面取りと、空中に張り出した庇とを区別できないのです。
レイヤーごとの判定は、指定した積層ピッチでモデルをスライスし、各レイヤーを一つ下のレイヤーと比較します。何もない上に置かれる材料が「支えのない面積」です。その中でも一段と悪い状態があります。あるレイヤーの領域が下のレイヤーとまったく重ならない場合、それは浮島であり、ノズルは空中に押し出すことになります。これは印刷の質が下がるのではなく失敗する原因なので、重大として扱います。
結果の読み方
3D ビューは各面をその角度で着色します。水平で印刷できない面は赤、しきい値付近は琥珀色、自立できるほど急な面は寒色の青、上を向いた面はグレーです。下のグラフはレイヤーごとの支えのない面積を示すので、問題のレイヤーはワンクリックで見つかります。断面図はそのレイヤーを一つ下のレイヤーに重ねて描き、張り出した部分を赤で示します。
材料見積もりについて
サポート体積はあくまで概算であり、シミュレーションではありません。支えのない領域をプレートまで投影し、部品自身を差し引き、密度係数を掛けているだけです。実際のスライサーはインターフェース層、XY 方向の拡張、ツリー状の枝、ベースを追加するため、数値は必ず異なります。フィラメントの発注ではなく、置き方の比較に使ってください。
STL と OBJ は単位を持たないので、ファイル内の 1 単位が何ミリなのかを指定してください。処理はすべてブラウザー内で行われ、モデルが外部に出ることはありません。
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